南無妙法蓮華経
  -----普賢菩薩勧発品偏-----

 

  私たちのHPも
  どうすれば、”幸福を得られるのか?”と言う事を実践したつもりです。もし、これを読んで幸せに成れたら幸いです。
 
  

   担当:倫理社会学2年 赤塚 朋美


参 照


見ずらいサイトで、
ごめんネ!(´ДÅ)ょゎょゎ

下記のホームページに全訳が掲載しています。




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法華経


参考サイト

仙学研究舎

中国史

中国史地図





語句の説明
・グーグル辞書で調べる事が出来るようしてある。
・特殊な語句は分かる範囲で、説明する。
( ゚д゚)ノ ョロ!!






---編 集 録---

2011年が明けました。
では、一句読みましょう。”初雪や、二の字二の字の 下駄の跡”

今日は、皆さん
お元気でしょうか?。私たちは、年越しで就活をしている始末です。ゆっくりと、 お雑煮を食べてる暇がないのですよ。

あかり;
「まだ、前漢の元帝(げんてい)ですね。」
鈴音;
「前49年に宣帝が崩御すると、許皇后との間に出来た子;劉セキが即位して元帝となる。 そして、元帝は法家主義的政治から現実離れした儒教 の理想主義国家に成って行った。

翌年の前48年に王政君を皇后に立て、 経書に明るい貢禹を光禄大夫にした。 前47年に史高蕭望之 ・周堪・劉更生らが対立すると、中書宦官の弘恭石顕に罪過を暴かれ、蕭望之は領尚書事を解任された。

前46年に蕭望之の子が無罪を申し立てを利用し、蕭望之を捕らえようとした為、蕭望之は自害した。その後、二人の宦官を遠ざけ、 周堪を光禄勲に、張猛を光禄大夫給事中に任命した。

海南島で反乱が起きた為、陳 万年は討伐すべきと述べたが、 賈捐之と丞相于定国 に反対され、元帝は海南島から郡役所を引き上げさせて統治を諦めた。前44年にはシツシ単于の長子を帰国させ、使者として谷吉を使わせた。

しかし、衛司馬の谷吉はシツシ単于に殺害され、翌年にシツシ単于を討伐する為、弟の呼韓邪単于を堅昆 に出兵された。すると、シツシ単于は康居と同盟を結んで烏孫を攻めた。 更に、日食と飢饉が起きて于定国・史高・薛廣コが辞職した。

また、元帝に周堪・張猛を遠ざける事を進言した為に、楊興も、諸葛豊も、 辞職させられ、翌年の前42年に隴西の羌が反乱を起こした為、馮奉世 の申し出通りに4万の出兵させた。前41年に奮武将軍任千秋を派遣して羌を打った。

更に、この年に博士弟子を増員する為、禁止していた塩鉄専売制度を復活させ、賦税や歳役を不法に逃れる者が、 相次いで税収が落ち込んだ。前40年、病弱になった元帝は大政方針の決定権を石顕に委ねると、張猛を誣告して自殺に追い込んだ。

前39年、元帝は傅昭儀とその子定陶王(劉康)の事を匡衡から戒められる。前38年、馮奉世の娘に命を救われて彼女を昭儀とし、 前37年に、子の劉興を信都王とした。また、石顕と 五鹿充宗を誹謗中傷した京房と張博を処刑する。

更に上官太皇太后が崩御すると、斉楚に大地震が起きた。翌年の前36年には、丞相の韋玄成 が亡くなり、匡衡が丞相に成った。更に、甘延寿陳湯が康居軍を破り、タラス河畔城のシツシ単于を打った。

前33年、呼韓邪単于は入朝して漢の婿となることを願い出た為、王昭君 を嫁がせた。また、劉向の進言があって甘延寿と陳湯の罪が許されて諸侯にした。

更に、御史大夫李延寿が死去し、後任を馮野王にしょうとしたが、 石顕に反対されて張譚がなった。五月に、元帝が急に崩御すると、王 鳳史丹によって皇太子を後継者に選ばせて成帝 に即位させた。」

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◆普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぱつひん)

ここからは普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぱつひん)です。
前編では、お釈迦様が去った濁悪の世において法華経を得る方法の四法を説いた。

一つは、様々な仏に見守られている事を信じる事。 二つ目は、様々な精神修行をする事。三つ目は、あらゆる苦労が悟りに繋がると信じる事。 四つ目は、人の役に立ちたいと願う事。

感激した普賢菩薩は、濁悪世でこの法華経を授かって修行する者が居たならば、この者を守る事をお釈迦様に誓った。 そして、あらゆる邪魔者から守る為の呪文を説き、一心に修行して二十一日が過ぎたなら自分の姿を現す事を約束した。

また、この法華経を広めた者は、死後に統率天に生まれ変わり、弥勒菩薩と共に安楽に過ごせる事。更に法華経を授かって 仏道を修行する機会を得られた事は普賢の神通力によるものである事を述べた。

それに対して、お釈迦様は普賢を褒め称えて、これを聞いていた舎利弗たちは普賢の行を体得した。

●翻 訳 二 

もし、この法華経が人の住む世界 (閻浮提:えんぶだい) に広められて行く時、これを聞いて教えを覚え様とする者が居たとしたならば、その者はこの様に思うのである。 ”これらの全ての事は普賢菩薩の偉大な神通力によるものである。”と、

もし、この教えを守り、声に出して教えを読み、常に正義とは何かを心に思い出し、その教えの意味を理解して、仏が述べられた通りに修行するとしたならば、 必ずや、知るのである。この者が普賢菩薩と同じ修行を行っている事をである。

すなわち、想像する事も、数える事も出来ない仏たち(無量無辺の諸仏)の下で、心の奥深くに良い報いをもたらす因の善根 (無貪・無瞋・無痴)を植えたお陰で様々な如来から頭を撫でてもらったのである。

もし、単に経を書き写しただけでも、その者は寿命が尽きた後、必ずやトウ利天に生まれ来る。 その時に、八万四千の天女たちが色々な楽器を鳴らしながら行進して 伎楽を奏でながら、 この者の所にやって来て、この者を出迎えるであろう。

そして、その者は頭に七宝の王冠を被せられて、そう身分の高くない美しい才女(采女)たちに取り囲まれて遊びながら、 心を癒すであろう。

更に、この経典を授かり(受持)、声に出して経を読み(読誦)、常に正義とは何かを心に思い出し(正憶念)、その意味(義趣)を理解し、 お経が示す通りに修行する者の徳をどの様に述べれば良いのであろうか。

もし、この経を授かってこれを唱えながら、その意味を理解した者が居たならば、その者の寿命が尽きた時、 千人の仏が手を差し伸べて、恐怖する事も、悪道(悪趣)に堕ちる事も無く、兜率天に住む弥勒菩薩の下に逝く事が出来る。

弥勒菩薩は仏だけが持つ三十二相の特徴を備え、偉大な菩薩たちと共に居て、百千万億の天女やその配下の者に取り囲まれている。 そして、その者はその世界に生まれ変わる事が出来るのである。

よって、この様な功徳や利益に授かれるのであるから、知恵のある者(智者)は、必ず無心になって自らこの経を書くか、 或いは人を使って経を書き写させてまでして経を手に入れ、それを唱えては正義とは何かを思い出し、説かれた通りに修行するのである。

世尊よ。 我れは、今から神通力を用いてこの経を守り、如来(釈迦)が去られた人間界(閻浮提;えんぶだい)に、 広く普及させて煩悩を断絶させるであろう。”

その時に、釈迦牟尼仏は普賢菩薩を褒め称えて述べた。
”素晴らしい、素晴らしいぞ、普賢よ。汝は、良くこの経の教えを守りながら、真実を悟らす手助けをして様々な場所に住んでいる衆生の心を 安らかせ、沢山の恵みを与えたのである。

汝は、すでに不思議な素質(功徳)や深くて大きな慈悲心を完成させて、遥か昔より今まで、これ以上ない正しい真理を 知ろうとする心(阿耨多羅三藐三菩提)を起し、先の様な願いを立て、更に不思議な力を発揮し、良くこの経を守った。

今まさに、我れは神通力をもって、よく普賢菩薩の名を憶えた者を守るであろう。

普賢よ。
もし、ある者がいて、この者がこの法華経の経典を所持し(受持)、お経を唱え(読誦)、正義とは何かを思い出し(正憶念)、 その教えを学んで意味を解釈し、その経を書き写す者であるなら、

必ず、次の事を知るのである。
この者を釈迦牟尼仏と同じ様に見、仏の口から法華経を聞いている様に思う事を。

必ず、次の事を知るのである。
この者はすでに釈迦牟尼仏を供養した者である事を。

必ず、次の事を知るのである。
この者は仏を”素晴らしい”と絶賛している事を。

必ず、次の事を知るのである。
その為、この者は釈迦牟尼仏から手で頭を撫でられた事を。

必ず、次の事を知るのである。
その為、この者は釈迦牟尼仏の衣をまとう事が出来た事を。

つまり、この様な者はこの世の快楽を貪って、それに執着心を起こす事が無い為、 仏道以外(外道)の経典や書物及び絵画(手筆)を好きに成る事が無い。

また、喜んで色々な悪人たちと親しくしない。例えば、家畜を殺す者(屠兒;とに)、 或いは肉を売る為に豚や羊や鶏や犬を飼う者、或いは猟師、或いは自らの肌をあらわに見せて色気を売る者。(キャバ嬢)

また、この者は心根が素直で、常に正義とは何かを思い出す為に、恩恵に授かれる能力(徳力)があって、 三毒(貪り・怒り・愚かさ)に悩まされる事がない。

また、嫉妬・我慢・邪慢・増上慢の四慢に悩まされる事も無いのだ。 そして、この者は今以上のものを望まずに現状の自分に満足して(少欲知足)、普賢の行為を実践するだろう。

普賢よ。
仮に、如来がこの世から去って500年が過ぎたとしょう。その世において、この法華経の経典を手に入れ、 その経典を声に出して読む者を見たなら、この様に思うが良い。

”この者は、そう遠くない未来世において、必ず仏が悟りを開いた所の道場(ブッタガヤ)に赴いて、様々な悪魔(煩悩)を破り 、すべての真実を正しく悟らす最高の智慧(阿耨多羅三藐三菩提)を得。

そして、十二因縁(法輪)を説き、仏道に向かわす様に教えを説き(法鼓を撃ち)、方便力を使い(法螺を吹き)、 因果の法雨を降らせるであろう。そして、必ず天神や人間たちの大衆に囲まれ、仏だけが座れる獅子座に座れるだろう。”

普賢よ。
もし、未来世にこの経典を所有し、これを声に出して読む者。こう言った者は、生活必需品の衣服や布団・枕などの寝具や食べ物・飲み物を独り占めしたり、 選んだりしないのである。

そして、この者が願う所(所願)は無駄に成らず、現世にその福の報いを得るだろう。
もし、ある者がこの者を軽蔑して、この者を誹謗る様に、”お前はただの狂人である。無駄な修行を積んで犬死するだけだ” と言ったとしょう。

この様な罪を犯した者の報いとは、この世に生まれ来る度に盲目である。
もし、この者を供養して仏の教えを褒める者であったならば、今の世において、生きる喜びを味わう事(果報)が出来るであろう。

更に、この経典の教えを守っている者を見て、その者の過ちを暴いて罪を問う者がいたならば、 それが真実であろうが、無かろうとが、暴いた者はこの世に生まれ来る度、体中に白い斑点が出来る病(白癩;びゃくらい)に成るであろう。

もし、この者を軽蔑して笑う者は、必ずやこの世に生まれ来る都度(世世)、牙や歯が欠けて隙間が出来、唇は醜く裂け (口唇裂) ・鼻は低く・手足はクネクネ曲がり、眼球は角の様に横を向き、体は垢だらけ臭い。

悪性の皮膚病(悪瘡)に掛かり、血の混じった膿や腹に水が溜まって気が短く成る。そして、様々な悪い事が生じ、 病が重くなって行くであろう。

この事より、普賢よ。
もし、この経典の教えを聞いて守ろう(受持)とする者を目にしたならば、必ず立ち上がり、遠くに居ても出迎えるのである。 それは仏を敬うのと同じ様にである。”

この普賢勧発の物語をお釈迦様が話終えた時
ガンジス河の砂の数ほど、想像も、数える事も出来ない菩薩たちが唱えた百千万億辺の数の陀羅尼を得、 三千大千世界の小さな塵と等しい数の菩薩たちが普賢の道を体得したのである。

また、仏がこの経を解き明かした時
普賢菩薩を始めとする沢山の菩薩たちや、舎利弗を始めとする沢山の弟子たち、及び多くの天神・竜神・人間・人でないもの達ら、

仏の法を聞きに集まったすべての者たちが一斉に喜びながら、仏が語る言葉を聞き入れ、仏に拝礼して去って行った。



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